Surface Laptop 3 、Laptop 4を「Windows PE 起動用ディスク」を使用して操作する方法
Microsoft Surface Laptop 3、Laptop 4は、「Windows PE 起動用ディスク」で起動した場合に、キーボードとタッチパッドが操作できない機種があります。ただし、キーボードとタッチパッドが使用できなくても、USB接続のキーボードとUSB接続のマウスを使用することで操作ができるようになります。
以下の操作は、「HD革命/BackUp Next」で「Windows PE 起動用ディスク」をCD-Rメディアに作成し、Microsoft Surface Laptop 3、Laptop 4のバックアップを行う例となります。
<操作手順>
■用意するもの
・USBハブ(USB 3.0で電源アダプターが付属して4ポート以上のものを推奨)
・USB接続のハードディスク(USB 3.0で電源アダプターが付属するものを推奨)
・USB接続のキーボード
・USB接続のマウス
・USB接続のDVDドライブ
■操作前の準備
Microsoft Surface Laptop 3、Laptop 4は、初期状態で「ドライブの暗号化」がオン(有効)になっています。「HD革命/BackUp Next」は、暗号化された状態では正常にバックアップできませんので、操作前に「デバイスの暗号化」をオフに(解除)します。
Windows上で、「スタート」→「設定」→「更新とセキュリティ」→「デバイスの暗号化」と選択し、「デバイスの暗号化」の下にある「オフにする」ボタンをクリックします。
●手順1
Windowsに「HD革命/BackUp Next」をインストールし、「Windows PE 起動用ディスク」をCD-Rメディアに作成します。作成方法は、ユーザーズ・マニュアルを参照してください。
※「Windows PE 起動用ディスク」は、USBメモリーにも作成することができます。USBメモリーを使用する場合、USB接続のDVDドライブは必要ありません。
●手順2
USBハブに、USB接続のハードディスク、USB接続のキーボード、USB接続のマウス、USB接続のDVDドライブを接続します。
<画面1:USBハブを使用した接続例>
●手順3
上記「手順1」で作成した「Windows PE 起動用ディスク」のメディアを、ドライブに挿入します。
※「Windows PE 起動用ディスク」をUSBメモリーに作成している場合は、USB接続のDVDドライブの代わりにUSBメモリーを接続します。
●手順4
Windows上で、「スタート」→「設定」→「更新とセキュリティ」→「回復」と選択し、「PCの起動をカスタマイズする」の下にある「今すぐ再起動」ボタンをクリックします。
●手順5
「オプションの選択」画面に切り替わりますので、「デバイスの使用」を選択します。
●手順6
デバイスの選択画面に切り替わりますので、「USB Storage」を選択します。
●手順7
Windowsが再起動され、USB接続のDVDドライブに入れたメディア内のWindows PEが読み込まれます。
ここで、「Press any key to boot from CD or DVD」のメッセージが表示されますので、USB接続のキーボードで何かキーを押します。
タイミングが遅いと、Windowsが起動してしまいます。Windowsが起動してしまった場合は、再度「手順3~手順5」の操作を行ってください。
※USBメモリーの場合は、上記メッセージは表示されません。
●手順8
Arkランチャーが起動してきますので、USBハブに接続されているキーボードとマウスを使用して、「HD革命/BackUp Next」を選択します。
以降は、Windows上で操作を行うのと同じとなりますので、バックアップ先としてUSB接続のハードディスクを指定します。
バックアップ・復元中は、USBハブからデバイスを抜かないようにしてください。
※上記は「HD革命/BackUp Next」の例となりますが、「Windows PE 起動用ディスク」を使用する革命シリーズは、同様の手順で操作を行うことができます。